PC-9821に新規提供できる可能性がある製品は?


 現在では主に使う機種の比率はPC/AT互換機の方が高くなってし まったとはいえ、PC-98ユーザー向けのページを持ち、またユーザーコミュニティに参加している身として、「現実的に」提供できる可能性がありそうな新 製品を勝手に考えてみようというのが、本稿の趣旨です。
 かつての玄人志向のI Want!BBSのような、実現可能性が無い夢物語を語るという訳ではありませんが、あまり本気にせず、軽い気持ちで読んで頂ければと思います。


その1.SATA/98(PC-9821対応SerialATA I/F)
 これは以前限定販売されたACARD AEC-6280/6880ベースのUIDE-133/98と基本的に同一の考え方で作れるのではないかと思います。というのもAEC- 6280/6880はATAコントローラとして、いずれもATP-865を採用しています。違いはRAID0,1をサポートするか否かの違いで、この辺は ファームウェアによって決定される部分です。一方、ACARDのSerialATA I/FであるAEC-6890はATP-867を採用しています。一見このATP-867はSerialATA専用に開発されたコントローラに見えます が、実際にはMacintosh向けの4ch UltraATA/133 RAID0,1アダプタである、AEC-6885Mで採用されている、UltraATA用コントローラです。実際AEC-6890の基板を見ても、 SerialATAのコネクタごとにParallel−Serial変換チップが配置されていることがわかります。恐らくATP-865とATP-867 の差は、IDEチャンネルの最大サポート数程度なのではないでしょうか。
 このことから、RAID機能を持たさず、単純なSerialATAのボードとしてなら、UIDE-133/98用BIOSを微妙に手直しする程度で実現 できるのではないか、と思うのですが如何なものでしょう。

(追記)
 掲示板の方でご指摘がありました通り、ACARD AEC-6890はAEC-6280と同一の、ATP-865を採用しているようです。構造上の違いは、AEC-6280のIDEコネクタの代わりに、 Parallel-Serial変換チップとSerialATAコネクタが存在しているという程度のようです。従って、作る意思さえあれば、実に簡単に作 れるボードであるといえるでしょうね。なお、掲示板の方にATP-865とATP-867の違いについて調べた結果を書いておきましたので、ATP- 867のスペックについてはそちらでご確認下さい。思った以上に機能面での差があったようです。

その2. UIDE-133/98iCN(PC-9821対応UltraATA I/F+iCONNECTアダプタ)
 仕様を簡単に説明しますと、UIDE-133/98相当のボードに iCONNECT機器を接続可能な外付けコネクタを装備したものです。セカンダリIDEとiCONNECTを排他仕様にすれば無理なく作れそうな気がしま す。詳細については諸事情により省略。

その3.98C-iCN(Cバス用iCONNECTホストアダプタ)
 かつてのIDE-98にドライバさえ提供できれば可能かと。IDE- 98は元々外付け用コネクタも持っていますし。Workbitのチップがもう手に入らないかもしれませんが、ハードウェア的にはかなり楽に作れそうに思え ます。

その4.PC-9821「正式」サポートPCIサウンドカード
 ありそうで意外と無いのがこの種の製品。かつてSANYOから発売さ れていたTB-3DS1は一応対応していましたが。個人的な経験からすれば、Crystal SoundFusionやENVY24無印辺りなら、安定度が高くてお薦めできます。一部動かすために工夫が必要な製品があったり、OSに制限があったり する製品もあるので、その辺のデータだけ集めれば良さそうに思えるのですが。

その5.Windows2000/NT4専用ビデオカード
 これに必要なのは、特にnVIDIA製品であればBIOS加工と DispFlipの機能を内蔵したドライバだけなんですよね。しかも、どちらもほんの少しの改造で可能になる部分ですから、技術力も必要ないでしょう。強 いて言えば、このドライバを作ってしまうと、無断で拝借する不届き者が続出するでしょうから、サブシステムIDチェックなどの対策が必要になるでしょう。


 今回思いついたものはこんなところですが、他にアイディアがあれば是 非ご一報を。私の個人的判断により妥当な意見と判断した場合は、こ の続きに掲載させて頂きます。但し、謝礼は出ません(笑)


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