2007年4月15日

オーディオ機器の進歩

 今日は先程まで友人が遊びに来ていまして、日付が変わってからの更新となっています。

 折角、新しい家にオーディオが聴ける環境が揃ったので、そこで色々機器を繋いで比較試聴などをしていました。取り敢えず参加したのは以下の機材です。

・YAMAHA CDX-2000 (CDプレイヤー) 1987年発売 当時180,000円
・Victor XL-Z621 (CDプレイヤー) 1989年発売 当時79,800円(?)
・SONY NW-A808 (シリコンオーディオプレイヤー) 2007年発売 33,000円(現行製品)
・Victor XA-HD500 (HDDオーディオプレイヤー) 2005年発売 オープン価格(45,000円程度、現行製品)
・Apple iPod M9282J/A (HDDオーディオプレイヤー) 2004年発売 33,390円
・eMagic emi2|6 (USBオーディオインターフェース) 2002年頃発売 49,800円

 これをプリメインアンプKENWOOD L-01Aに接続して、スピーカーのSANSUI SP-100iで音を聴くという形で比較しています。なお、emi2|6は単体では音楽を再生できませんので、ThinkPad T42 2373-M4Jに接続して、内蔵ドライブ(Panasonic UJ-822S)でCDを読み取りました。また、原則的にWAVファイルまたはCDを直接再生しましたが、ロスレスのファイルに対応していないXA-HD500は320KbpsエンコードのMP3を再生させました。ソースは共通して「THE SEVENTH ONE / TOTO」の紙ジャケットリマスター版(私と友人が共通して持っているソースだったため)を使っています。

 実はこの中で単純に最も高音質といえるのは、emi2|6でした。取り立てて派手な特徴がない音ではありますが、ソースの特徴を素直に引き出していて情報量、レンジ感など高い次元でバランスが取れていることがよくわかります。

 発売当時の価格では最高のCDX-2000ですが、周波数特性的な見方をした場合には最も優秀と言えるのでしょうが、高域方向の荒さが目立つ上に活きの良い音が全く出てくれません。格調が高そうにクラシックの再生に使うには悪くない傾向の音なのかも知れませんが…。

 XL-Z621については、当時のVictorらしい独特の低音方向の表現力は今でも十分に魅力的ですが、高域方向の表現がこれも粗すぎて、細かいハイハットの音に濁りが感じられてしまいます。とはいえ、細かいことを気にせずに楽しむという使い方には向いています。

 NW-A808はSONYのシリコンオーディオプレイヤーとしては、かつてないほどよく整った音ではあると思います。第一印象ではそれほど面白くはないものの小綺麗によくまとまっているという印象でした。ただ、傾向的には近いemi2|6と比較すると、全てにおいて足りない部分が目立ってしまいます。とはいえ、価格を考えれば十分なパフォーマンスといえるのかも知れません。

 iPod M9282J/Aは以前私のページで試聴記を掲載しましたので、そちらである程度傾向は掴めているのですが、決してオーディオ的に優秀なプレイヤーではありません。忠実に原音を聴かそうという発想があまり感じられない音作りです。ただ、キャラクターははっきりとしていてそれが不快な方向のものではありません。外出時に音楽を楽しむなら、これくらいキャラクターがはっきりしていても良いのではないかと思います。

 そして今回の比較である意味最も残念だったのがVictor XA-HD500でした。非圧縮形式のファイルを再生できないという不利な面はあったものの、他のプレイヤーで320Kbpsエンコードのファイルを再生したときよりもなおクオリティが下がります。低音に厚みがあるというのはVictorの特徴を保っているとも言えるのですが、同じように低音の量があってもXL-Z621と比較すると締まりのない低音を垂れ流しにしているだけという印象が強いのです。net K2テクノロジに期待していたのですが、残念ながら高音質の製品とは言い難い出来です。

 というわけで、ある意味妥当といえば妥当な結果が出ました。emi2|6を久しぶりにきちんとオーディオ機器として評価してみましたが、それに値する実力を持っていることを再確認させられることになりました。

投稿者 JIVE : 23:48 | 雑談・雑記

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